診療案内

※小児科診療は行っておらず、15歳以上の方が診察対象となります。
内科
当院では、幅広く内科診療を行っています。
症状はでていないものの「体調が悪い」や「健康診断で異常な値が判定された」など、相談事からでも構いませんので、ご相談ください。
内科の主な症状・疾患
- 風邪・発熱
- 頭痛、めまい
- 胸の痛み、動悸、息切れ
- 腹痛、吐き気、下痢、便秘
- 食欲がない、体重減少
- 倦怠感、疲れやすさ
- むくみ など
※発熱患者様に関しまして
呼吸器内科
肺や気管、胸膜などの疾患を、専門的に診療いたします。
呼吸器内科の対象となる症状・疾患
- 咳がとまらない
- 痰がからむ・切れない
- 息切れがする、息苦しい
- いびきが酷い
- 夜間呼吸が止まっていることがある
- 胸が痛む
- 気管支喘息
- 肺気腫・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 気管支炎・肺炎
- 肺がん など
無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、日中傾眠などの症状を呈する疾患の総称です。睡眠時無呼吸症候群があると狭心症、心筋梗塞、高血圧症、不整脈、糖尿病にかかるリスクが高まります。
以下の症状がある場合にはご相談をください。
- 大きないびきをかく
- 日中の眠気や倦怠感がある
- 起床時の頭痛やだるさがある
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 肥満や糖尿病、高血圧である
- 夜間頻尿 など
*料金は保険診療の取り扱いとなります。
初診時の金額
初診料、終夜睡眠ポリグラフィー | 約3,600円 |
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初診から2週間後
再診料 | 合計 約5,000円 |
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外来管理加算 | |
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2 | |
在宅持続陽圧呼吸療法治療器加算(CPAPを使用) | |
在宅持続陽圧呼吸療法材料加算 |
その後は、月1回の受診をして頂き、経過観察していきます。
二回目と料金は同じぐらいの金額で行います。
※医師の判断や処方等ある場合は別途かかります。
禁煙外来
禁煙外来では、医師による禁煙のアドバイスに加えて、禁煙補助薬の処方を受けることができます。
タバコをやめたいのにやめられない原因は、ニコチン依存症の可能性がございます。

禁煙できないのは意志の弱さが原因ではなく、ニコチンのもつ強い依存症が原因です。禁煙をお考えの方は当院にご相談ください。
- * 2021年6月~チャンピックス錠は、出荷停止をしております。そのためニコチネルパッチのみで行っています。
(一部自費になることもありますのでご理解ください) - *禁煙外来を受けるにあたって、保険適応にならないことがあります。ご相談上検討ください。
咳と痰の外来
咳と痰は呼吸器の病気での重要な症状で、互いに関連しています。日本呼吸器学会からは『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019』が作成され、呼吸器診療が行われています。
当院ではこれまで咳と痰の患者様に対してごく一部の研究施設での「専門的な検査」を除く、各種検査を行っています。レントゲン、呼気FeNO濃度測定、スパイロメトリーなどで異常所見を認める場合には検査センターへ紹介での胸部と副鼻腔CTの結果を確認します。
症状や経過に応じて血液・鼻腔や咽頭の拭い液・喀痰・尿などの検体検査で、肺炎球菌、マイコプラスマ、百日咳菌、溶連菌などの呼吸器感染症の診断や治療薬の処方を行います。また頻度は少ないですが結核や、あまり知られていない非結核性抗酸菌症などの慢性呼吸器感染症、間質性肺炎、肺がんなどの疾患が潜在している可能性があり、診断と治療経験の豊富な医師が診療を行っています。

当院で頻用する検査機器のご紹介
長引く咳の診断で、アレルギー性か非アレルギー性かの判定に役立ち、ステロイド吸入の使用の適否の判断にも関わります。咳喘息や気管支喘息の診断にも使えます。

気管支喘息は気候やアレルギーなどで日々に症状が変化することがあります。少しゼイゼイするな、咳が増えたな、今やっている薬で十分改善されているのかな、病院で手術が予定されているけど大丈夫かな、といったご懸念のある方に、現状と比較的短期間での喘息の病状評価に有効です。診断にも使えます。

喫煙で伴いやすいCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断に、肺活量や1秒量などの肺機能の測定を行うことで役立ちます。

アレルギー科
花粉症、アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー(ダニやハウスダストへのアレルギー)、気管支喘息(肺のアレルギー)、アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患に対して検査と治療をご提供いたします。
※当院では、パッチテストは行っておりません。ご了承ください。
舌下免疫療法
舌下免疫療法を含むアレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できる治療法です。
これまでは病院で注射を行う皮下免疫療法が中心でしたが、自宅で舌下に投与する舌下免疫療法ができるようになりました。ダニアレルゲンによるアレルギー性鼻炎とスギ花粉症が保険適応になります。効果を発現するメカニズムは十分に解明されていませんが、体内でアレルギー反応を抑制する免疫反応が起こることで、症状が抑えられると考えています。
*スギ花粉の治療をする場合、飛散時期を避けて行います。6月頃~12月頃に治療開始します。
ダニを原因とする舌下免疫療法は、時期関係なく開始できます。
当院では、シダキュア(スギ)・ミティキュア(ダニ)を使用しています。
各種検診
検診など受託事業
世田谷区検診ホームページはこちら
- ①令和5年度世田谷区国民健康保険特定検診(40~74歳の世田谷区国民健康保険に加入している方)
- ②令和5年度世田谷区国民健康保険長寿検診(後期高齢者医療制度に加入している方)
- ③令和5年度世田谷区各種検(健)診
肺がん、大腸がん、肝炎・緊急肝炎ウイルス、胃がんリスク(ABC)、前立腺がん - ④令和5年度世田谷区監修各種定期予防接種
2種混合 - ⑤風しんの抗体検査及び風しんの第5期の定期接種
- ⑥令和5年度高齢者肺炎球菌予防接種
検査の流れ
以下のお手続きをお願いいたします。
- ①受診票に記入する
- ②お電話をいただく(03-5760-6660)
- ③受診する
・持参するもの:受診券、受診票、保険証、自己負担金 - ④結果を確認するため再度受診する
・検診前日は、アルコール摂取や激しい運動は控えてください
・午前中に受診の方は、受診前10時間程度、水以外の飲食物の摂取を控えてください
・午後に受診する方は軽めの朝食後、水以外の飲食物の摂取を控えてください
・医師等から食事指導を受けている方は、その指示に従ってください
ワクチン接種
ワクチン | 料金(円) | 備考 | |
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自費 | インフルエンザ | 4,000 | ※新型コロナウイルスワクチンと同時接種可能 |
肺炎球菌(ニューモバックス) | 8,000 | ||
肺炎球菌(プレベナー) | 10,000 | ||
水痘 | 8,000 | ||
風疹 | 8,500 | ||
麻疹 | 8,500 | ||
MR(風疹・麻疹混合) | 13,000 | ||
帯状疱疹(シングリックス | 22,000 | 22,000円×2回接種(2カ月間隔) | |
A型肝炎 | 8,500 | ||
B型肝炎 | 5,000 | ||
破傷風 | 3,000 | ||
助成~令和5年1月31日 | インフルエンザ(満65歳以上) | 無料 | ※新型コロナウイルスワクチンと同時接種可能 |
助成~令和5年3月31日 | 高齢者肺炎球菌(世田谷区) | 1,500 | ※新型コロナウイルスワクチンとは2週間以上あける |
※ご希望の方は事前にお問合せください。